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省エネ・創エネ お役立ちコラム

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野立て太陽光モジュール(パネル)割れついて

2021年03月30日太陽光発電

野立て太陽光モジュール(パネル)割れついて

野立て太陽光設備を設置したお客様より、モジュールの割れがあるとご相談を戴きました。現地を確認したところ確かにモジュールの1枚が割れていました。 ※何かがぶつかったような跡もこれが原因でしょうか 原因の多くは外的要因によるもので特に多いのはカラスなどの鳥が小石を落とす飛来物による割れです。 今回のお客様は定期的に確認をしていたので気が付くことができましたが、こうした割れはすぐに発電量の低下につながる事が少なく発電データの確認だけでは気が付きにくいものです。しかしこのまま放置をしてしまうと割れ箇所から雨水などが侵入し、最終的にはシステムの不具合につながってしまう事も考えられます。 野立て太陽光設備をお持ちの方は定期的な目視確認もお勧め致します。 ※モジュールの取替を行いました。      
2050年カーボンニュートラルの実現へ

2021年02月18日EV

2050年カーボンニュートラルの実現へ

2020年10月末、菅首相は所信表明演説で「50年のカーボンニュートラル(温暖化ガスの排出を実質ゼロにする)実現」を目指すことを宣言し、12月に行われた成長戦略会議にて関係省庁と連携して実行計画を発表しました。その中に「2035年までに乗用車の新車販売は電動車を100%にする」という目標が明示されていました。 電気自動車(EV)以外は販売禁止になるのかな?とビックリした方もいるかもしれませんが、HV(ハイブリッド)、PHV・PHEV(プラグインハイブリッド)、FCV(燃料電池車)は電動車に含まれ、純粋に内燃機関(ガソリン等)のみで走るクルマは販売終了にしましょうという事でした。

世界的に見ても脱炭素の流れは進んでいて、イギリスやフランスは2040年までにガソリン車とディーゼル車の販売を禁止する方針が取られています。その他大気汚染が深刻な中国や環境先進国のノルウェーなど多くの国が補助金を導入する等して電気自動車の導入を積極的に行っています。

しかしまだまだ電動車はイニシャルコストが高いので、エコに興味はあるけど、なかなか手が出ないという方も多いのではないでしょうか?

しかしそんな方に朗報です!昨年末に経済産業省から『災害時にも活用可能なクリーンエネルギー自動車導入事業費補助金』が、環境省からは『再エネ電力と電気自動車や燃料電池自動車等を活用したゼロカーボン・ワークスタイル先行導入モデル事業』という名の補助金が2020年度第3次補正予算案に盛り込まれました。どちらの補助金も『個人』が対象に入っています。

経済産業省の補助金は『電気自動車、プラグインハイブリッド車、燃料電池自動車と充放電設備、外部給電器を同時に購入する個人を補助する』という内容です。 充放電設備とはV2Hの事を言います。こちらのコラムにて詳しく説明してあるのでまだV2Hの事がよく分からない方という方は是非ご覧になって下さい。   外部給電器とはV2L(Vehicle to Load)の事を言い、車の発電・蓄電能力を活用して電気機器に電力供給を行う装置の事をいいます。 活用方法は以下のように沢山あります。 ◆非常時(災害時)の電源 ◆屋外でのイベントの電源 ◆工事現場の仮設電源 ◆キャンプ等のアウトドアの電源 日本ではまだまだクリーンエネルギー自動車の普及率が低いので今後こういった補助金を国が用意して販売台数を伸ばしていく流れになっていくのではないでしょうか?
蓄電池は屋内にも設置することができます

2021年01月15日蓄電池

蓄電池は屋内にも設置することができます

先日、新築のお客様宅へ太陽光発電と蓄電池を設置戴きました。今回採用になった長州産業「スマートPV」では蓄電ユニットが小型かつ軽量であるため設置位置を屋内の2階納戸にされています。大きさとしては空気清浄器ほどの大きさ(高さ65cm×幅45cm)で重さも52kgです。さらに厚みについては12cmとなっているのでスペースを圧迫することなく設置が可能です。蓄電容量についても6.5kwhあり停電後すぐに蓄電池からの供給が開始されます。今回のお客様は災害対策として蓄電池を設置されましたが、設置後の試運転では「停電後、操作もいらずにこんなに早く電気が復旧するのは安心」とお喜び戴いております。「蓄電池は欲しいけど設置する場所がないかも」とお考えの方も屋内への設置も含めて検討してみてはいかがでしょうか。

 
パワーコンディショナの交換

2020年12月28日太陽光発電

パワーコンディショナの交換

家庭用太陽光発電に設置しているパワーコンディショナ(略してパワコン)の寿命は家電と同様に10年~15年程度だと言われています。10年前後で故障リスクが高まり修理や交換が必要になります。   一方、太陽光パネルは法定耐用年数17年を超えても問題なく使用できると考えられています。期待寿命としては20年~30年くらいとも言われていますので、何か事情があって取り外し等がない限り、太陽光を使用していく間には必ずパワコンの交換が必要になってくると思います。パワコンの交換費用は1台あたり30万円前後になります。   48円で売電できるようになった2009年から10年経過した現在、パワコン故障の連絡が増えてきています。 当社へお問い合わせいただく中には太陽光発電を設置したお客様だけでなく、設置業者が廃業してしまいどこに頼んでいいのか分からなくて困っているというお客様からのお問い合わせもいただいております。   10年経過というとFIT(固定価格買取制度)が終了となり、売電による収入が減ってしまいます。尚且つパワコンも故障して交換が必要になり費用が発生してしまう、そんなダブルパンチになって困ってしまわないよう、計画的に交換費用を考えておく必要があります。   またパワコンの交換と共に蓄電池導入を検討される方も増えています。蓄電池の種類により今お使いのパワコンをそのまま使用する選択肢、もうひとつ蓄電池と太陽光の制御を1台のパワコンで行うハイブリッド型へ交換する選択肢の2つに分けられます。   古くなったパワコンをそのまま使用するよりもハイブリッド型パワコンへ交換しての蓄電池導入はパワコン買い替え時期にそのまま新しくできるので無駄がありません。パワコンの買い替えを検討されているようであれば絶好のタイミングでもあると言えますね ただし注意点があります。ハイブリッド型の蓄電システムの場合、実際に設置している太陽光システムのメーカーと異なるメーカーの蓄電システムを設置してしまうと、太陽光側の保証期間が残っている場合、保証が途中で無くなってしまいます。10年前には保証が10年間だったメーカーが多かったのですが、近頃は各メーカー保証が15年と長くなっており、このことを踏まえて考える必要があることがデメリットと言えるかもしれません。   ただハイブリッド型パワコンは、省スペースになり、パワコン交換も1台で済み、電気の変換ロスを軽減することができるというメリットがありますので、このようなケースの場合には販売店や施工店へ相談して最良の選択肢ができるように認識しておきましょう。   いずれにしろ、いつかは必ずパワコンを交換しなければいけないという事を覚えておいて、そのいつかが来た時に慌てないで対応できるように準備しておきたいですね。   取替前パワコン     蓄電池とハイブリッドパワコン                        
本日「スマートスターL」設置しました。

2020年11月26日蓄電池

本日「スマートスターL」設置しました。

今年度の太陽光申請期日はすでに終了してしまいましたが、卒FITを迎えられる太陽光ユーザー様の中には蓄電システムを検討して設置いただく方がいらっしゃいます。 本日工事をさせていただきました弊社太陽光OB様もそのお一人です。 「10年の売電が終わってしまうから蓄電池を考えたい。」ということがきっかけでしたが、最終的には「災害に対して安心を得ておきたい。」ということで設置を決められました。 先週、基礎工事を行い、養生期間を経て本日設置しております。 以下、工事の様子になります。   基礎工事 アンカー工事 本体据付 電気工事 完成 浜松市では蓄電システムを設置すると今年度は10万円の補助金が出ます。 現在、補助金の進捗が50%強、ほぼ前年並みということで、前年同様に年明け1月末くらいで予算がなくなると予測されます。 もし補助金を踏まえて蓄電システムの設置をご検討でしたらまだ間に合いますのでお気軽にお問い合わせください。                    
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