省エネ・創エネ お役立ちコラム
2021年08月30日SDGs
企業価値の向上に「エコアクション21」を活用する
最近様々な場面で耳にする「SDGs」、調べてみると今後より国際社会・市場において求められる「持続可能な開発目標」であり、そうした取り組みの重要性は理解することができます。ではそのために企業として一体何をすればいいのか?
この行動決定が一番難しいポイントになっている企業様も多いのではないでしょうか。
そこで今回はSDGsに対して具体的な行動の一つであります「エコアクション21」の活用をご紹介します。
「エコアクション21」は中小企業等でも容易に取り組める環境経営システムとして策定されている国内規格であり、ガイドラインに沿って省エネルギー、廃棄物の削減・リサイクル及び節水等への取り組み、また取り組みに対しての環境レポートの作成と公表を行うことで認証される制度です。
近いものとして「ISO14001」という国際規格がありますが比較すると必要費用が少額で済むこと、取組内容のガイドラインがある事で中小企業様が環境経営に対して行動決定をしやすいものとなっています。また、環境レポートの公表がされているので参加企業の実際の取り組みを参考にすることができます。
また、エコアクション21を取り組むことで以下のようなメリットが想定できます
- 金融機関によっては低金利融資を受けることができる
- 取り組みを通して実際に光熱費(電気・水道代)・経費削減につながる
- 企業価値の向上から販売強化や新しい取引の開拓の可能性につながる
今後、国際市場において企業の環境対策はより求められることになり、大企業はその対応として自社のみならず取引企業にも環境価値を求めることが予想されます。
SDGsへの取り組みと企業の環境経営の推進は今後の市場においては必須となっていきます。SDGs行動決定の選択肢の一つとしてエコアクション21を検討してみてはいかがでしょうか?
※エコアクション21 WEBサイト
https://www.ea21.jp