省エネ・創エネ お役立ちコラム
2021年06月30日太陽光発電
世界的な半導体不足について
自動車業界が半導体の影響で工場を〇日ストップするといったニュースを聞くようになってもう何か月か経ちますが、困っているのは自動車業界だけではないようです。
要因は様々ありますが、今年の3月にあった大手半導体部品工場の火災と、コロナ禍で人々の生活様式が様変わりして、テレワークや巣ごもり需要でパソコン、エアコン、ゲーム機が飛ぶように売れるなど、従来の需要と供給のバランスが見事に崩れてしまった結果なのかもしれません。
家電業界にも影響が出ていて、カーナビ、エアコン、エコキュート、テレビ、スマホ、電話機、ファックス、洗濯機、ドアホン等々挙げればきりがないくらいです。
これからの季節エアコンが手に入らないかも?!と思うだけで恐ろしい事態ですよね。
そして太陽光発電に使用しているパワーコンディショナも半導体不足に当てはまってしまい今後影響が出てきそうです。
新たに太陽光発電を設置しようとお考えの方や、パワコンが壊れてしまい交換したいと思っている方も今後すぐには手に入らないという状況になってしまうかもしれません。
今はまだ各メーカーの状況がつかめていないのですが、パナソニックはすでに生産停止になっていて、供給正常化は2022年1月中の予定だという事です。
この半導体不足がいつまで続くのか、専門家が色々な予想をしているようですが、パワコンに関していえば、パナソニックの休止状況を鑑みると年内は不安定な状況が続くというのは避けられなそうです。