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省エネ・創エネ お役立ちコラム

2020年02月27日蓄電池

蓄電池の種類

【蓄電池の種類】
蓄電池には大きくわけて2つのタイプがあります。
「特定負荷タイプ」と「全負荷タイプ」です。今回はこの2つのタイプを紹介します。


【蓄電池の種類】
①特定負荷タイプ
①特定負荷タイプ

あらかじめ分電盤の中から回路を選択しておき、もしもの停電時に使うことのできる箇所を決めておくタイプです。
例えば1階のリビング、キッチンの照明やコンセントを選んでおけば、停電が発生した場合にはキッチンの冷蔵庫や電子レンジ、またリビングでテレビを見ること等できますが、2階や玄関などの選んでいない場所の電気は使用することができません。
そのため蓄電池を設置する際には、もしもの場合を想定して電気が使える場所を選定する必要があります。

②全負荷タイプ
②全負荷タイプ

もしもの場合でも家中の電気を使用できるため、蓄電池の設置時に、使える場所を選定する必要がありません。IHコンロや大容量エアコン等の200V機器も使用でき、停電時でも日常の生活と変わらない使い方ができます。

【どちらの蓄電池がいいの?】
停電をしていない通常時は、蓄電池の種類が「特定負荷タイプ」「全負荷タイプ」のどちらであっても蓄電池導入による経済効果に変わりはありません。
ただし、蓄電池を有効活用するには太陽光発電と蓄電池が併設されていることが特に望ましいです。
例えば、太陽光固定価格買取制度期間中で、エコキュートを使用し、深夜に割安な電気料金プランを選択されているご家庭を挙げてみます。
太陽光と蓄電池が併設されている場合の通常運転時では、太陽光発電により創られた電気は、まずご家庭内で自家消費され、余った電気を売電。
太陽光が停止した後の、夕方から夜間までは蓄電池に溜めた電気を放電してご家庭内で使用。
夜間から朝までは安い電気料金を購入して蓄電池へ溜める運転を日々繰り返しています。
(太陽光固定価格買取制度期間終了後には、余った電気を売電する前に、蓄電池へ溜めることができるモードに変更可能です。)
蓄電池の種類をどちらにするかについては、お使いになる方が「もしもの非常時にどんな備えをしておくべきか?」という考え方次第になってきます。
非常時に電気を使える場所が限定された箇所でよいか、家中すべての箇所がよいか、ということになります。

【導入費用の違いは?】
やはり「全負荷タイプ」の方が家中の全箇所に使用できて便利なこともあり、導入費用は高くなります。
メーカーや容量によって金額が異なります。

【さいごに】
近年、異常気象が続いています。
浜松市については一昨年の10月、台風の影響により大規模停電が発生しました。
その後の台風接近の際には、各ご家庭で懐中電灯の乾電池を買い求めたり、ガソリンを満タンにして停電対策をされた方も多いのではないでしょうか。                  

このようにその都度の準備をしなくても、安心を常備する事が出来る「蓄電池」はますます注目されています。
「災害対策」という点で、ご家庭に蓄電池をご検討してみてはいかがでしょうか。

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