省エネ・創エネ お役立ちコラム
2020年01月27日太陽光発電
節電・停電対策を最小限の太陽光発電、蓄電池でつくる
【太陽光発電の設置を諦めていた方へ】
太陽光発電システムは2009年11月より48円という高い単価で買取りが始まりこれまでの10年間で住宅をはじめとして、大きな工場や施設の屋根、また野立て太陽光など普及してきました。
しかし「予算の都合で設置を諦めていた」また「屋根が小さくてあまり設置できない」など条件が悪くて設置したくてもできなかったご家庭も多いのではないでしょうか？
【パネルの設置容量が少なくても役立ちます】
この10年で太陽光パネル（太陽電池モジュール）の発電効率向上により以前だったら2kW程度しか設置できなかった屋根でも今なら3kW以上設置できるケースもあります。また売電価格が年々下がってきたこと、また逆に購入電力が高くなってきたことで、太陽光発電に期待することが「売電して収入を得る」ではなく「買う電気を減らして光熱費削減」と変わってきたことで、売電量を多くするためにできるだけパネルをたくさん設置する必要がなくなり、自分が使う電気量だけを賄えるくらいのパネルを設置すれば十分なわけです。よって今まで小さな屋根で諦めていたご家庭また予算の都合で設置を諦めていたご家庭でも負担が少なく設置ができるようになりました。
【少量の太陽光に少量の蓄電池を設置して得られるメリット】
近年の災害を受け停電対策を重要視しているご家庭も多くなってきました。しかしこの対策には太陽光発電だけでなく蓄電池も必要になってきます。しかし蓄電池はまだ高価ため費用面で断念される方が多くいらっしゃいます。今回、少量の太陽光発電でも自分が使う電気を削減できるとお伝えしておりますが、さらに少量の蓄電池を一緒につけることで最小限の負担で災害に備えることもできる商品も出てきました。
以下はその商品例になります。
メーカー：XSOL（エクソル）～レジリエンスパック～
〈基本仕様〉
太陽光パネル：1.3kW（325W×4枚）
パワコン：4.0kW
蓄電池容量：2.3kWh
このシステムは太陽光発電が設置されていないご家庭でも蓄電池を含めて150万円以下で設置することも可能なシステムです。
太陽光発電または蓄電池の容量が大きければできることも多くはなりますが、「停電時にどう過ごすか？」「日頃の電気代削減をしたい。今後の電気代値上がりに備えたい」というご家庭には十分に期待に添えるシステムだと思います。もし電力使用量が多いご家庭の場合、太陽光、蓄電池の容量は増やすことも可能です。
【さいごに】
今回ご紹介のシステムは、停電した場合でも最低限必要な家電を毎日使用できる停電レスが実現でき、平常時は太陽光発電の電気を賢く使え、費用負担が少なくお手軽に導入できるシステムです。
今まで設置を諦めていた方、災害対策に掛ける費用が難しかった方、太陽光発電だけでなく一緒に蓄電池を設置して節電対策、停電対策をご検討してみてはいかがでしょうか？
