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省エネ・創エネ お役立ちコラム

2021年09月30日災害対策

地震発生後の火災原因 どうすれば防げたのか

阪神淡路大震災や東日本大震災の時、多くの地域で火災が発生し重大な被害を及ぼしてしまいました。こうした震災時の火災は様々な要因で引き起こされています。しかしそのうちのトップとなる50%以上があることが原因で起きています。

それが「電気火災・通電火災」です。

電気火災では地震による被害が大きく電気配線の損傷や電熱器が倒れ可燃物に接触といったケースからつながりますが、通電火災では地震発生時に停電が発生し居住者が避難をした後に通電が再開され、それが原因で火災につながるといったケースがあります。

これにより震災による被害が比較的軽微であったにもかかわらず火災により住居を失ってしまうという事も発生しています。

対策としては「地震発生時に分電盤のブレーカを落とす」ことになります。しかし急な地震発生時にはまず自分と家族の安否確認などが必要になり冷静に分電盤を操作することはなかなか難しいのではないでしょうか。

そうした中で事前できる対策として採用が進んでいるのが「感震ブレーカの設置」です。

これは地震を感知した際に自動的に電気を遮断してくれるものです。

最近では新築時から採用されることも増えていますが、後付けできるものもありますので一度調べてみてはいかがでしょうか。

 

 

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