省エネ・創エネ お役立ちコラム
2019年09月26日蓄電池
蓄電池で停電時に使えるようにしておきたい電気は?
【蓄電池で停電時に使えるようにしておきたい電気は?】
先日来、千葉県での停電トラブルが報道されていますが、決して他人事ではありません。
正しい知識を身に着け、十分に備えをしておきましょう。
本日は、蓄電池と停電についてお伝えしたいと思います。
【蓄電池の種類】
蓄電システムの種類には「全負荷型」と「特定負荷型」の2種類があります。
今回は「特定負荷型」のことについて少しお伝えします。
「特定負荷型」の蓄電システムは、停電時に使える箇所をあらかじめ決めておいていざという時に備えておくタイプになります。
あらかじめ停電した時のことを想像して決めるので、結構悩みます。
使える電気量は限られているので「あれも、これも」と選べず、より慎重に決めないといけません。
【電気使用量の目安は?】
ちなみに使える電気量の目安は最大20A、ワットでいうと2000Wなので、例えばドライヤー1200Wで考えると2台は厳しいかな?というくらいです。
【使いたい電化製品は?】
使いたい電化製品を聞くと、「冷蔵庫が使えるように」と最初に出てくることが多いです。それから「リビングの照明」「携帯が充電できるように」「テレビが見られるように」「エアコンが使いたい」などなど、いろいろ声をいただきます。
先程20Aが使える目安と言いましたが、それを踏まえて、リビングの電灯回路(照明、コンセント)、冷蔵庫の組み合わせが多くなります。
リビングが多いのは、1箇所みんなで集まって明かりのある生活ができること、またコンセントも使えるようにしておけば携帯の充電もできること、それからテレビもだいたいあるので情報収集ができたり、DVDを観て暇な時間を費やせることなどあるからです。
冷蔵庫はやはり食料の保管のため外せません。
そこで一つ、どうしても取っておきたい電化製品があります。
それは「テレビのブースター」です。
どのおウチにも必ずあるわけではありませんが、アンテナの受信レベルにより結構入っているおウチが多いと思います。
このブースターに電気がいかないと、せっかくテレビが映ってもアンテナがない状態になるのでテレビからの情報収集ができません。
ここは是非押さえておきたいところです。
おウチによってブースターの位置はさまざまですので、詳しくは検討する際に現地確認スタッフにより状況がわかりますので大丈夫です。
【さいごに】
蓄電池は高い買い物です。
ですが、今回の千葉の大規模停電を見ると、いざという時の備えの大切さがわかります。
「やっておけば良かった」と後悔する前に、是非ご検討をおススメします。
特に太陽光発電が屋根に付いている方で売電が終わってしまう方、これからが太陽光を最大限に活かすときです!
是非導入をおススメします!