省エネ・創エネ お役立ちコラム
2019年04月26日太陽光発電
~10kW以上の太陽光、まだまだメリット出ます!~
10kW以上の太陽光発電の固定価格買取制度は2012年度から開始されました。固定価格買取制度は、太陽光発電をはじめとした再生可能エネルギーの普及のために売電価格を保証してきましたが、今年度(2019年度)の10kW以上の太陽光発電の売電価格は、とうとう通常の購入電気料金を下回る価格の14円(税別)で決定しております。
災害時に活用可能な蓄電システムの導入を支援する補助金の公募要領等が、環境共創イニシアチブ(SII)のホームページで公表されました。
よくお客様から「太陽光の売電価格は下がったし、10kW以上設置してもメリットないですよね?」と質問されます。
しかし、設置条件等が良ければまだまだ投資価値のあるケースがあります!
今回は、モデルケースとして2つご紹介させて頂きます。
①全量売電システム
②余剰売電システム
上記①は「全量売電システム」で、文字通り発電した全ての電気を売る方式です。
それに対して②の「余剰売電システム」は、日中に先ずその建物等で使用する電気として賄われます。
その後、余った電気を売る方式です。
冒頭に記載したように、通常の購入電気料金は売電価格(税別14円)のより高い金額です。
そうなると、14円で売電するより、それより高い購入電気料金を買わずに自らの建物等に使う「自家消費」をする方がお得になります。
さいごに、上記①②のように工場や施設などの屋根が折板屋根の場合、設置コストが安価に抑えられるため、売電価格が14円(税別)でもまだまだメリットが出ます。
10kW以上の太陽光発電はもうメリットが出ないとあきらめていた方、お気軽に弊社までご相談下さい。