「ZEH」と「太陽光発電システム」について

2018年05月16日太陽光発電

「ZEH」と「太陽光発電システム」について

【「ZEH」と「太陽光発電システム」について】

【ZEHって？】
ZEHとは、Net Zero Energy House（ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス）の略語です。「ゼロエネルギー住宅」と呼ばれることもあります。
このZEHは政府としても注力しています。

政府はエネルギー基本計画として、「住宅については2020年までに標準的な新築住宅でZEHの実現を目指し、2030年までに新築住宅の平均でZEHの実現を目指す。」としています。
ではどのような住宅がZEHなのでしょうか？
ZEHは、住宅の断熱性能、省エネ性能を上げ、更に太陽光発電システムやエネファームなどでエネルギーを創る「創エネ」によって、年間の一次エネルギー消費量の収支をゼロとすることを目指した住宅です。
つまり、年間で「使う電力」と「創る電力」がプラスマイナスゼロの住宅ということです。

【ZEHに必要なものは？】
ZEHを達成するためには、前述の通り「断熱」「省エネ」「創エネ」の3点がポイントとなります。
「断熱」･･･壁などの断熱性向上や断熱性能の高い窓を設置することで、エネルギーロスを最小限にする必要あり。
「省エネ」･･･家で消費する照明・エアコン・給湯設備等について、省エネ性能の高い設備
を導入する必要あり。
「創エネ」･･･家で消費するエネルギー以上のエネルギーを生み出す為に、太陽光発電システムやエネファームなどの創エネ設備が必要。

【ZEHのメリットは？】
「光熱費削減」･･･太陽光発電システムで発電した電気を自家消費することにより「電力の自給自足」が可能。また、余った電気を売電することにより｢売電収入｣が得られる。
「補助金受給」･･･国から補助金が支給される。2018年度は、環境省・国土交通省・経済産業省との3省連携で進めていく。

【ZEHのデメリットは？】
「導入コスト高」･･･上述の「断熱」「省エネ」「創エネ」の設備が設置されるZEHは、ZEH以外の一般住宅と比べると費用が高い。

【さいごに】
今回はZEHについて記載させていただきました。
ZEHは、上述のとおり政府が注力しているものです。
その中の「創エネ」には、「太陽光発電システム」が必要不可欠です。
今後も新築住宅を主に、太陽光発電システムが力を発揮していくのは間違いなさそうですね。